美味しさと一次産業

  • 2016年05月08日(日)
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福島屋の福島会長。打ち合わせと称しつつ、たくさんの示唆をいただいています。例えば、「美味しさ」を突き詰めていくと、一次産業に行きつくよねと福島会長。野菜や肉だったりの素材。そして、さらに大切なのはもっと奥の方。野菜の生育環境、しいては土づくりそのものだよねと。牛肉であれば、牛そのものはもちろん、どんなエサを与えているか、そのエサがどんなものなのか?

醤油でも原料が国産だとか、天然醸造だったり等、一見して見栄えが良さそうだったり、付加価値がありそうなものが重宝されがちですが、ラベルに表示されてくる上っ面の情報ではなく、その背景にある生産者がどんな醤油をつくろうとしているかだったり、そのためにどんな工夫をしているかだったりを理解することが大切なのだなぁと。

掃除と気づきの感度

そうじの力セミナー

「そうじの力」のセミナーに参加させていただきました。以前、スタッフの飯塚さんにデモンストレーションをしていただいてから、しっかり掃除をすることを意識するようにしています。掃除をする目的。「安全や生産性向上や快適性を求めるなどの「仕事をやりやすくする」ことは表面的な目的ですよね」と、小早社長。自立的な風土をつくったり、よい社風をつくることが真の目的では、と。

「楽しいから、笑っている。笑っていると、楽しくなる。」何かで読んだこんなフレーズと同じように、意識と行動の関係が掃除にはあると感じています。床をごしごし磨いていると、だんだんと綺麗になってくる。あれっ、ここも汚れている。さらに、ごしごし。すると、新たなさらに細かい汚れに気づく・・・が際限なく続くものです。

そんなことを繰り返していくと、あらゆる細かい部分が気になるようになる。気づきの感度をあげる、そんな感覚なのかもしれません。

-----以下、覚書き。
小早社長の定義する掃除とは、秩序づけること。
・整理(捨てる・減らす)→整頓(置き場所を決めて明確にする)→清掃(掃く・拭く・磨く)この順番が大切
・局所集中でまんべんなくやらない。大切なのは毎日続けること。
・チームで取り組む

そうじの力
http://www.soujinochikara.com/

職人醤油 松屋銀座店のスタッフ募集

醤油 スタッフ募集

2016年2月23日に職人醤油の東京での直営店がオープンします。
それに伴い販売スタッフの募集を行っております。

■ 目指したい店舗像
スペース的には小さな店舗です。店舗というよりは醤油がずらりと並ぶカウンター越しに接客いただくようなイメージです。だからこそ、単にお客様がセルフでお選びになった商品の会計だけをする存在ではなくて、お客様とのコミュニケーションを通して適した商品提案ができる、そんな店にしていきたいと考えています。

■ 勤務形態と給与
勤務形態はお互いにとって無理のないスタイルを話し合って決めたいと考えています。曜日や時間の制約があっても、スタッフ皆でそれぞれを補い合ってよいチームをつくっていきたいと思います。週に数日だけ関われるよ、という場合でもお気軽にご応募いただけると嬉しいです。実力や実績に応じて給与も決めていきます。勤務地はもちろん松屋銀座店です。

■ 求める人物像
醤油のことを好きになっていただけて、醤油のことを勉強したいという姿勢のある方です。お客様に醤油の解説をして、適した提案ができる、つまりは、コミュニケーションを通した接客を追求していきたいと考えています。醤油の基礎知識はもちろんですが、その背景にある生産者のこと、実際に日常の生活に多様な醤油を取り入れると、こんなに楽しいということを伝えていただきたいのです。ですので、まずはご自身が醤油のことを好きになっていただけそうなこと。このあたりが大切だと感じています。

食が好きな方、接客が好きな方。まずはお気軽にご一報いただけますと幸いです。

→ お問合せはこちらから

箍をラップでぐるぐる巻きに



恐れ多くも上芝さんに箍を運んでいただき、保管用にラップでぐるぐる巻きに。

箍を譲り受けに2(岡直三郎商店さん)

岡直三郎商店

先週の小豆島での桶づくりを経て、しばらく寝込んでいました。数日も経つと寝続けることが苦痛で苦痛で。この感覚を味わうと、健康って大事だなと改めて思うのですが、この決意が三日坊主にならないことを祈りたいものです・・・

今日は群馬県の岡直三郎商店さんへ。岡さんの蔵の解体工事の一環で、上芝さんが桶の解体作業に訪れるとのこと。先日、桶カウンターをつくる際に箍をいただいたのですが、後々のことを考えてさらに箍をいただけることに。上芝さんの桶の解体を見学させていただきながら、譲り受ける箍の選別を。

上芝さんはナタで箍をどんどん刻んでいく。最後の最後に「どんっ」とものすごい重低音と振動が伝わってきて箍が切れる。それだけしっかりと打ちこまれていました。太い箍には木製の芯が入っていて、中くらいの箍には竹でねじ輪上にまかれた芯が入っていて、細い箍には重ねられた竹芯が入っている。外から見ると太さの異なる箍でしかないけど、中身は構造から違っていた。

霜里農場の金子美登さんのお話。

霜里農場の金子美登

群馬県有機農業者交流セミナーの金子美登さんの講演会に参加させていただきました。化学肥料・農薬、工業が作ったものに依存せずに、身近にある資源(バイオマス・風・太陽)を生かしてエネルギーも自給する農法を実践されている方です。

自分の農場で農薬を使わないといっても、隣の農家が使っているものが降り注いでは意味がなく、当時はヘリコプターでの空中散布をしていたそうで、地域全体での散布を止めてもらわなければならなかったそうです。最初は何を言っているんだ!と一蹴されて、それでもずっと言い続けて・・・。そこから、「そこまで言うのなら・・・」となり、今では地域に有機野菜の直売店ができて、有機野菜をつかったレストランが立ち並び、地域として有機が村おこしになっているそうです。

無理だと言われながら、周囲から反対されながら一つずつ積み重ねてきた歴史というか、その経験はその人の顔や雰囲気にでるものだなぁと感じました。その金子さんが話をするから一言一言に重みがついて伝わってきます。金子さんは「有機農業とは作る人と食べる人の顔と暮らしの見える有機的人間関係」と表現されていましたが、地域の農業従事者も横に繋げて、他の地域からも研修生をずっと受け入れ続けて(その9割以上が非農業従事者だそうです)、農業を通じて多くの人たちを有機的に繋げてこられたんだなぁと。

印象に残ったのが「種は五里四方でとれ」というもの。品種に勝る技術なしということで、その土地に最適な種はその土地の近くでとったほうがよいというもの。そのためには一つの農家が自慢の種を2種類持っていればよい。それを持ち寄って交換すれば、その土地にに適した良質な種を手に入れることができるという考えです。そのために、関東地方の有機農業者を中心に種苗交換会を開催しているそうで、種とともに技術も交換しているそうです。

特にものづくりをしている生産者さんは、技術は企業秘密的に外には出さないという方は多いですが、オープンにしてお互いにメリットのある状態をつくっていらっしゃる。これも有機的だなぁと。醤油の業界でももっともっとできることだと感じました。

群馬イノベーションスクール 2期ファイナル

群馬イノベーションスクール 2期ファイナル

22時からスタートした会は最初から大盛り上がり。乾杯の次は田中さんと長谷川先生へのハッピーバースデイの大合唱で、その勢いのままにあっという間に24時に。昨日は群馬イノベーションスクールの2期生のファイナル講義。ぼくたちは中華料理屋さんで新年会をした後に1期&2期の合同新年会へ合流。こんなに勢いのある場を提供してくださったJINSの田中さんは、お会いするたびに話す内容が進化している。

「今度はこんなことするよ!」「〇〇さんが協力してくれることになったよ!」あれだけ多忙なはずなのに、とてつもないスピード感で、どんどん人を巻き込んでスケールアップされている。自分自身を重ねると恥ずかしくなってしまうけど、目指すべきお手本を身近に感じることができる・・・この恩返しは自身の成長しかないと、仲間といつも話し合っています。

ちょうど昨日の上毛新聞に田中さんのインタビュー記事が掲載されていました。「年商100億円の会社を立ち上げる社長が毎年出てくれば、と考えるとわくわくする。「起業の街と言えば群馬の前橋」と世界中から注目される夢を抱いている」「夢がでかくないと、やることが小粒になってしまう」。

ペスカがT1グランプリにエントリー

T1グランプリ ペスカ

普通の知り合いだったら、「いや〜、ほんとマジ美味しいです!!!」で終わってると思います。前橋の豚肉料理No1のお店を決める「T1グランプリ」。ペスカの宮崎さんがエントリーを宣言。群馬イノベーションスクール仲間の「集合」の一言で、10名が机を囲んであーでもない、こーでもないの大激論大会。

T1グランプリ ペスカ

宮崎さんとスタッフの方がずっと時間をかけて試行錯誤を重ねてきたメニューだけあって、美味しいのは当然で大前提。でも、そこから、「ここがイヤ!」って平気で言い合える空間は、やっぱり宮崎さんの人徳。

2店舗以上のメニューを食べれば、誰でも「T1グランプリ」の一般審査員として投票できます。
http://www.t-1gp.com/

あんこ屋 野中

あんこ屋 野中

醤油とは直接的には関係ありませんが、素敵なあんこ屋さんの工場見学に伺ってきました。国産材による木造の工場に圧倒され、半日製造・半日清掃をモットーにしているピカピカの現場。そして、何より顧客に寄り添う野中さんのスタンスが素敵でした。よいつくり手が、よい製造現場をつくって、よい商品が生まれる。ベースにあるのが顧客を想って考え抜く姿勢なのだと、そう感じさせてくれた工場見学でした。

あんこ屋 野中
http://www.s-shoyu.com/howto/column/151010.html

靴をキチッとそろえる

掃除と履物をそろえること。普段、父親らしいことはしていないのですが、靴をそろえることだけは子供に言っていました。ただ、「手でそろえているか?」と問われると、靴がそろうように脱いでいたり、足で未調整をしていたり・・・。「手で、キチッと。これが大事」という福島会長の一言がズシリと突き刺さる。その日から、しゃがんで右手で靴を少しだけ持ち上げて、キチッとを意識しています。同じ「そろえる」だけど、やっぱりあきらかに違う。
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職人醤油 代表/醤油蔵の訪問数は300以上。伝統産業や地域産業の「つくり手」と「使い手」の「つなぎ手」となる組織をつくりたいと考えています。1980年 群馬県前橋市出身/(株)伝統デザイン工房 代表取締役

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